離乳食のはじめかた
離乳食とは
離乳食をはじめる前に
赤ちゃんの成長は個人差がとても大きく、順調に進める時ばかりではないことをふまえて離乳食をはじめる時は赤ちゃんのペースを大切にしましょう。
5〜6ヶ月ごろになり、ママやパパが食事をしている時に手を伸ばしたり、口を動かしたりするようになったら食べ物に興味がでている合図になります。
あとは赤ちゃんの口に指を添えてもすぐに舌で押し出さなければ哺乳反射(赤ちゃんが持っている母乳を吸うための反射行動)が少なくなっているので、離乳食を開始する時期だといえます。
注意していきたいのは、離乳食をはじめる時期が4ヶ月ごろだと消化器官や腎臓などの臓器が未発達で赤ちゃんに負担がかかってしまう可能性があること。
7ヶ月ごろからのスタートだと胎児期に母体からもらっていた鉄が切れてしまう可能性があるので離乳食で栄養がとれるようにするためにも6ヶ月中にははじめられるようにできると良いです。
味覚を育てる期間
5ヶ月頃から1歳半頃までは様々な食材を受け入れることができる黄金期になります。
黄金期を過ぎてからも3歳頃までに学習した味が脳に刷り込まれ、大人になってもこの3歳頃までに刷り込まれた味が嗜好の基本となっていきます。
3歳を過ぎたとしても、欧米の食文化のように味が濃いものをたくさん食べてしまうと味覚を上書きしてしまったり、将来の肥満リスク要因になる場合があるので、たくさん食べるのはオススメはしません。
このように、離乳食という色々な食材を受け入れられる期間を経て、長い期間をかけて学習を続けていくことになります。
【5〜6ヶ月頃】離乳食の時間と回数
初めて食べる食材を午前中にすることで、食物アレルギー反応があった場合にすぐに病院へ連れて行けるので安心です。
最初は1日に1回、離乳食を食べ終わった後に母乳(ミルク)を欲しがるだけ一緒にあげてください。
この時期は離乳食を口に取り込んで飲み込むことができるように練習することが大切なので、食べる量はそれほど気にせずに赤ちゃんのペースで焦らずに進めます。
1ヶ月が経って午前中の離乳食が問題なく進められ、離乳食を嫌がらなければ1日に食べる回数を2回にしても良いでしょう。
この時期も離乳食の後に母乳(ミルク)を欲しがるだけあげて、次の授乳を3〜4時間あけるようにすると2回食にスムーズに進められます。
初めて口にする食材
最初は10倍かゆをすりつぶしたものを小さじ1杯( 5ml )食べさせます。赤ちゃんが嫌がらなければ、1週間後からにんじんやじゃがいも、かぼちゃ等を試していきます。
大切なのはアレルギー反応が出る可能性を考慮し、全ての食材において最初に口にするものは小さじ1杯にすること。
赤ちゃんの様子を見て、皮膚等に変化が見られなければ徐々に量や種類を増やしてます。
食べさせ方
最初は口にしてくれないこともあるかもしれません。はじめて口にする物は大人でも戸惑うことがあると思います。
焦らずに繰り返すことで食べてくれるようになるので赤ちゃんのペースに合わせましょう。
離乳食を食べさせる時は赤ちゃんの下唇にスプーンを少し当てると自然に口が開きます。
開かない場合は何度か繰り返してあげましょう。
口が開いたら赤ちゃんが自分で離乳食を口の中に取り込むまで待ちます。
口の中に取り込んだらスプーンを水平に抜くようにし、離乳食を飲み込んだのを確認してから次をあげるようにしましょう。
ポイント
スプーンを口にもって行く時に口の奥まで入れたり口の中にこすりつけたりすると自分で食べる練習になりません。
自分で食べられるように待ってあげましょう。
ママやパパが食べ物を美味しそうに食べているのを見せてあげたり、赤ちゃんに笑顔で喋りかけてあげることで食事は楽しいことなのだと教えることが重要です。
離乳食初期における食べさせ方の基本についてはこちらのコラムに詳しい内容を記載しています。
【離乳食初期における食べさせ方の基本】
まとめ
離乳食をはじめる上で基本的なことをお伝えしてきましたが、大切なのは赤ちゃんのペースで焦らずにゆっくりと行うことになります。
Caro Bambino では離乳食をはじめるにあたって、最初の約1ヶ月分を進行に応じて3つに分けた離乳食や個別での離乳食もご用意しております。
抵抗力が低い赤ちゃんに向けてのオーガニック ベビーフードです。どうぞ安心して離乳食をはじめてください。
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初期(5~6ヶ月)
中期(7~8ヶ月)
後期(9~10ヶ月)
完了期(11~12ヶ月)